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恋文

ぼうや5歳の秋

幼稚園から帰って
リュックの中身を
出しているむすこ。

☆ちゃんからお手紙もらったよ~

ほらっ、
と見せてくれたのは
かわいらしい封筒で。

わぁ、ほんとう✨
もう読んだん?

まだ見てな~い。
おかあさん読んで~👶✨

えっ、いいの?
じゃあ・・・
一緒に読んでみようか。

◎くん
(中略)
だいすきだよ

わぁ!
大好きって書いてあるよ!!
◎くん、どうする!?

おっ、おほほ!

あのときの
むすこの表情といったら!🤭✨

嬉し恥ずかし
むすこ
初めての恋文は、

笑顔がとっても
かわいらしい
すてきな女の子からでした。

いいなぁ。
恋のパワーって✨

ひとをこんなに
輝かせるんですねぇ。

毎夜
おふとんで
抱き合いながら

おかあさんは
◎くんが大好き…

ボクも…
ぼくの宝物は
おかあさん…

言い終わるなり

身体の力みが
くっ…とほどけて、

すやすや眠っていく
ぼうやです。


ぼうや。

いつか
心から愛したいと思える人と
出逢えるといいね…

やわらかくてあったかい
小さな宝物を
ぎゅうと抱きしめて、

胸にひろがる幸せを
かみしめる

しずかな秋の夜でした。

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