わたしが和服生活を始めたのは、子どもが3歳のころ。
抱っこして
おんぶして、
一緒に
砂場や滑り台で遊んで
ご飯のときには
宙を舞うスプーン🤣
今おもうと、
「よく始めたよねぇ」という感じだけど、
いつだって
なにか事情があるのは変わらないし、
思い切って着始めて
ほんとうに良かったな、とおもいます。
願う条件が整わなくても、
いまやれることを
出来るなりにやってみよう!
そんな姿勢で
きものを楽しんでいます。
さて、
今日のきものは
きもの暮らしを始めたころに
求めた1枚。
プレタで
ミシン仕立ての
ポリエステルきものです。
「いいもの」とは言えないけれど、
砂埃の公園
突然の雨、
納豆まみれの手で
抱きついてくるわが子。
「楽しく暮らせる衣服がほしい」
と思って、
手に入れたのでした。
ポリのきものって、どんな感じですか?
おすすめできるかというと
なんとも難しいところがあります。
静電気
滑りやすさ、
着心地や見た目の雰囲気など…
でも、
水を弾きやすく
汚れてもすぐリセットできるって
すごく安心感があります。
むすこは
昼間の時間を
幼稚園で過ごすようになり、
降園後も
友だちと遊ぶようになりました。
このきものは
雨の日なんかに取り出して、
過ぎた日々を
思い出しながら
ちょっとしんみり着るきもの。
一枚あるとすごく良い、
でも
たくさんはいらない。
そんな愛おしいきものです。
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記憶を宿す衣
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